成神 佳彰
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こんにちは!すべらない就活です!
突然ですが、大学生の皆さん、「長期インターンをやろうか悩んでいる」「長期インターンが就活で有利になるならやってみようかな。。」と悩んでいませんか?
人材×ITのベンチャー企業でインターンをしてきた私が、「長期インターンは就活で有利になるのかどうか」という悩みをこの記事で解決します。
ぜひ最後まで読んでみてください!
長期インターンとは
まず、長期インターンとは何なのかを明確にしておきましょう。
対象層
長期インターン生として対象になるのは、大学1〜4年生です。
一部は専門学校の学生も含まれていますが、企業は基本的に大学生を採用したいと考えています。
長期インターンをやっている人数は就活を終えた4年生が多いですが、企業はどちらかというと大学1、2年生を求めています。
その理由は単純で、卒業が迫っている大学4年生よりも1〜2年生の方が長期間働いてくれる可能性があり、時間をかけてインターン生をしっかり教育できるからです。
時間をかけて育成したのにも関わらず、すぐに卒業されては企業にとって負担にしかなりません。
期間
長期インターンの期間は、「最低でも3ヶ月以上」が基準になります。
長期インターンをしている学生の多くは半年以上働いていると言われていますので、短くても6ヶ月〜1年程度は働くイメージを持って置くべきだと思います。
仕事内容
インターン生の職種や仕事内容は本人の希望によっても異なりますが、多くのインターン生は「営業」「マーケティング」を担当することが多いです。
ですが、一概に営業やマーケティングと言っても具体的な仕事内容・裁量は企業ごとに全く異なるので、企業選びは慎重に行う必要があります。
長期インターン経験が就活で評価されやすい3つの理由
結論から言うと、長期インターンの経験は就活で評価されやすいと思っています。
ですが、「長期インターンの経験の何を評価されるのか」を理解しておく必要があります。
また、長期インターンの経験をあまり評価されない人もいますので、学生を評価する企業の目線も把握しておく必要もあると思います。
①アピール内容が同じでも長期インターン経験だと説得力がある
例えば、「組織をまとめるリーダーシップ」を就活の面接でアピールするとします。
その際に、「サークルで全員をまとめて成果を出しました」とアピールするのと、「長期インターンでインターン生をまとめて、利益を200%にしました」とアピールするのでは、おそらく長期インターンの経験が評価されるでしょう。
なぜなら、長期インターンの話は実際に企業で働いて成果を上げた経験だからです。
面接官で評価するのは、エピソードでのアピール内容がビジネスでも活かせるかどうかという1点のみです。
そのように考えてみると、企業の中で働いた経験をベースに話せる長期インターン以上に評価される経験はほどんどないと思っています。
②意欲的のある優秀な学生だと思ってもらえる
長期インターンを経験している学生は、全体の3%を下回ります。
この数値を見ると、長期インターンをやっている学生は意欲的で優秀というのも納得できると思います。
だからと言って企業も即戦力を求めている訳でもなく、成長意欲のあるマインドが良い学生を欲しがっているのです。
③「働くとは何か」を理解できているので、志望動機の説得力が増す
働く上で、泥臭い仕事はどうしても付き物です。
だからこそ、長期的な自分の目標を持っていないと、働くモチベーションを保てないと思います。
「自分は何のために働いているのか」ということをハッキリさせるには、長期インターンを経験するのが1番です。
長期インターンでその点を明確にした上で、「この目標を叶えるために御社に入りたいです!」とアピールできれば説得力が増すでしょう。
長期インターンを始めることの本当のメリットとは?
長期インターンのメリットは就活だけでなく、もっと他にあると私は考えています。
ですが、長期インターンの経験は10年後も活かせるほどに貴重です。いくつかご説明します。
①スキルを身に付けることができる
数ヶ月から1年以上働くので、特定のスキルを身に付けることができます。
私の場合、長期インターンで2つのメディアの運用を担当させて頂いていたので、Webマーケティングに関するスキルが身につきました。
周りのインターン生の中には、メディアで月に数百万円の売り上げを上げている人もいますし、学生のレベルを超えたスキルを身につけることができる企業もあるのです。
②人生をかけて何を成し遂げたいのかが明確になる
私の場合、人材業界で働いたことで「生産性の高い仕事ができる若い人材を増やしたい」という長期的な目標ができました。
これは私の主観ですが、「限られた人生の中なのだから、誰もがそれぞれの目標に向かって頑張って生きるべき」だと考えています。
長期インターンをすることで将来の目標が明確になることもありますので、ぜひみなさんも長期インターンに飛び込んで欲しいと思います。
③インターン先から内定を貰えるケースも多い
実は、インターン先から内定をもらえるケースも以外と多いです。
内定をもらうには、実際に働いている姿を社員の方に評価してもらう必要があります。
内定をもらうために長期インターンをするのは本質的ではないですが、働いてみてからその会社に興味を持ったのであれば入社するのを検討しても良いと思います。
長期インターン先の企業の選び方
みなさんにオススメの、インターン先の企業を選ぶポイント3つをご紹介します!
①社員10人以下のスタートアップ企業
私は社員2人のスタートアップで長期インターンをしていましたが、少数精鋭のスタートアップは本当にオススメです!
少人数の企業では一人一人が重要な戦力ですので、大きな裁量を与えられやすいです。
このような環境で働くことで様々なスキルが身につきますし、圧倒的に成長できるのです。
僕としては、スタートアップでのインターンを心からオススメします。
②インターン生を育成する仕組みが整っている企業
スタートアップ企業でも、大きな裁量を与えられるだけで、放置されてしまうケースも少なくありません。
ですので、インターン生を育成する仕組みが整っている企業、インターン生を育てる気のある企業を選びましょう。
面接の際に、「インターン生を育成する上でどのような取り組みをされているのですか?」などと聞いてみたり、企業のインターン生と話をしてみるのも良いかもしれませんね。
③自分が身につけたいスキルと企業の強みが一致している企業
もし身に付けたいスキルが明確にあるのであれば、先ほどの①と②に当てはまる企業の中で、スキルを身に付けられる企業を選びましょう。
マーケティングを身に付けたいのであればマーケティングに強いスタートアップ、といったような感じで企業を選ぶのが良いと思います。
でも、やりたいことや身に付けたいスキルが明確にある人ってなかなかいませんよね。そういう方は色々な分野を経験できるインターン先を選んでみるのも良いと思います。
いつから長期インターンを始めるのがベストなの?
結論としては、大学に入ってできるだけすぐに長期インターン企業を始めた方が良いでしょう。
学校生活と両立させるのは大変かもしれませんが、長期インターンの経験が長ければ長いほど将来活躍できる可能性が高いように感じます。
私の周りでも、長期インターンを経験している学生の方が優秀であるように感じます。