成神 佳彰
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こんにちは!学生の就活支援・長期インターンの紹介をしている成神 佳彰(ナルカミ ヨシアキ)です。
学生時代に人材系スタートアップで長期インターンを経験し、新卒で同社に入社しました。
運営サイト「すべらない就活」では、就活生や長期インターンに興味がある学生を対象に、就活や長期インターンについて人材業界経験者が解説しています。
今回は、学生時代にスタートアップでインターン生としてフルタイムで働いていた経験をもとに、スタートアップの長期インターンについて解説していきたいと思います。
私の実体験なども交えながらスタートアップのリアルをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
長期インターンを経験することのメリット
そもそも、長期インターンを経験することには以下の点においてメリットがあると考えています。
・学生ながら社員と同等の立場で働くことができる
・基本的なビジネススキルや専門性の高いスキルを身に付けることができる
・就職前に就業経験を積むことができるため就職後にスムーズに働くことができる
学生ながらに就業経験を積むことができ、スキルを高めることができるのが大きなメリットであると言えるでしょう。
【長期インターンのメリットを詳しく知りたい方はこちらをお読みください。】
【長期インターン】スタートアップのメリット
・常に社長の直下で働くことができる
スタートアップは社員数が10人以下のケースがほとんどだと思います。社長が同じフロアにいて席が近いことも多いため、疑問点があれば社長に直接相談することも可能です。
優秀な人の近くで働くことが成長する秘訣なので、成長意欲の高い人にとってスタートアップは非常にオススメの環境であると考えています。
大手企業だと社長や役員陣はもちろん、マネージャークラスの社員との接点を持つことすら難しいのが実情です。
社長との距離感が近いという面で、スタートアップには大きなメリットがあります。
・与えられる裁量が非常に大きい
スタートアップは社員数が少ないため、インターン生も社員と同じ立場や役割を持って働くのが基本です。
週3日以上のコミットを求められることが多いため、授業に出席しなければいけない学生は大変かもしれません。しかし、スタートアップで社員と同じ立場で働くことで、大手企業では得ることのできない経験やスキルを得ることができます。
大手企業では数年間働いて大きい裁量を与えてもらうことができるかどうかなので、大きな裁量を任せてもらえるスタートアップで働くことはとても貴重な経験なのです。
・事業を成長させる楽しさと大変さを知ることができる
大きな裁量が与えられるということは、自らが中心となって事業を成長させるチャンスがあるということです。
社員が数十人以上の会社だと事業の中心的な役割を担える人数が非常に少ないため、スタートアップは自らが主体的に事業の成長に関わることができるという点でも魅力的だと思います。
【長期インターン】スタートアップのデメリット・リスク
スタートアップでの長期インターンは上記のようなメリットがある一方で、デメリットやリスクもあります。
・能動的に働くことが必須である
スタートアップでは、上司の指示がないと動けない人は働いていくのが難しいと思います。
自ら主体的に仕事を見つけ、優先的な仕事からこなしていくことが必須なので、受け身の姿勢で働きたい人にとってスタートアップは非常に難しい環境であると言えるでしょう。
・会社によっては教育体制が整っていない会社もある
スタートアップは大手企業に比べると様々な制度が整っていないため、その点は事前に確認しておく必要があります。
社員数が少ないため教育期間が少ない可能性がありますので、実際に仕事をしながら学んでいくという姿勢が求められるでしょう。
とはいえ最低限のノウハウは教育してもらえると思いますので、心配しすぎる必要はありません。
・一定のコミットメントが求められる
スタートアップではインターン生も貴重な戦力ですので、一定のコミットが求められます。
フルタイムでの勤務が求められる訳ではありませんが、最低でも週3の勤務が求められることが多いのではないでしょうか。
しかし、それだけしっかりコミットすれば大きく成長することができますので、インターンに時間を使って成長したいという学生はスタートアップで長期インターンをすることをお勧めします。
スタートアップの長期インターンに向いている人の特徴
スタートアップに向いている人の特徴は、以下の3つになります。
成長意欲が高い方
長期インターンという言葉の使われ方が多様化したこともあり、インターンをアルバイトのような感覚で始める学生さんも多いのではないかと思います。
ですが、スタートアップでの長期インターンは一定の成果を出すことが求められるため、成果を出すために成長していく姿勢が求められます。
そのため、成長意欲が高い人の方がスタートアップに向いているように感じます。
社員と同じ裁量・責任を持って働きたい方
「アルバイトのような単純作業はしたくない」
「社員と同じ裁量を持って働きたい」
というマインドを持った方は、裁量の大きいスタートアップに向いています。
将来的に起業したい方
スタートアップでは、常に経営者と近い立場で働くことができます。
仕事での悩みや疑問を経営者に相談できる環境は、将来起業したい人にとってはこれ以上ない環境です。
起業を目指している学生は、経営者との距離が近いスタートアップがオススメです。
この3点のいずれかに当てはまる方はスタートアップに向いているのではないでしょうか?
また、「スタートアップに興味はあるけど、周りについていけるか不安」という方もいらっしゃると思います。しかし、インターンシップだからこそスタートアップで働くという決断ができると私は考えています。
就職前の学生だからこそスタートアップで働くという決断ができますし、失敗してもやり直すことができます。スタートアップで働くことはリスクにも思えるかもしれませんが、リスクを取れる学生の時期だからこそ飛び込んでみるべきだと思います。