【体験談】ベンチャーに就職するメリット・デメリットを紹介する

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成神 佳彰

ReBibleの編集長。 学生時代に就活支援団体の立ち上げ、ベンチャー企業での長期インターンを経験。大手人材会社でのイベント登壇実績、取材実績あり。現在は、人材業界のメディア責任者。

新卒でベンチャーに入社するメリットってあるの?

ベンチャーに就職するのってデメリットばかりじゃないの?

ベンチャー企業への就職を検討していて、入社するメリットやデメリットを知りたい方は多いでしょう。

実際にベンチャー企業で働かないと、リアルな内情って分からないですよね。

筆者は新卒で社員3人のベンチャー企業に入社し、ベンチャー企業の良い部分も悪い部分も両方見てきました。

今回は、私自身がベンチャーに就職した経験をもとに、ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットについて解説していきます。

ベンチャーに就職するメリット3つ

私が実際にベンチャーで働く中で、メリットだと思っていることは3つあります。

それぞれ説明していきますね。

1. 裁量の大きい仕事ができる

ベンチャーに就職する最大のメリットは「一人一人の裁量が大きい」ということです。

基本的にベンチャー企業は人が足りていないので、大手企業に比べて任される仕事の幅が広いです。

社員数の多い会社の1年目では任されない仕事も、ベンチャー企業の1年目では平気で任されます。

実際、私は新卒でベンチャーに入社して、すぐにメディアの責任者を任されました。

自分自身が事業の中心となって働けるという点は、ベンチャー企業で働く大きなメリットですね。

2. 社長や役員との距離が近い

ベンチャー企業では、オフィスの中で社長が社員のすぐ近くで働いていることも珍しくありません。

オフィスが小さい会社も多いので、経営者との距離が物理的に近いんですよね。

私が働いているベンチャー企業は、以下のようなオフィスで働いていました。

距離が近いことで気軽に質問もできますし、経営者の考え方やビジネススキルを直接教えてもらうことができます。

大手企業で経営陣と会話する機会は少ないでしょうし、その点は大きなメリットだと思います。

3. 上司に意見を通しやすい

前述した通り、ベンチャー企業では社長と社員の距離感が近いです。

ですので、事業の方向転換や新たなツールの導入など、様々なことにおいて自分の意見を通すことが可能です。

大手企業だと利害関係者が多いので、意思決定のスピードが遅くなってしまいます。

また、役職によってはそもそも意見が通らなかったりするので、その点は大きな違いでしょう。

ベンチャーに就職するデメリット5つ

続いて、ベンチャーに就職するデメリットについて紹介します。

5つあるので、それぞれ解説していきますね。

1. 教育体制が整っていないことによる成長の鈍化

教育体制が整っていないベンチャー企業も多いため、独学で学習したり先輩に積極的に質問する姿勢が求められます。

また、社長や上司のマネジメント力が低い場合、自分自身の成長スピードが遅くなる可能性が大きいので注意が必要です。

私が新卒入社した会社には、同じ職種の先輩がいなかったため、独学で学んだりイベントに出席することで知識を増やし、仕事で実践していました。

社員数の多い会社の方がノウハウが貯まっていますし、ベンチャー企業よりも体系的に学べるため、効率的に成長することができます。

ベンチャー企業に就職するのであれば、自分で勉強して成長するというスタンスでいるべきです。

2. 給与が低く不安定である

基本的に、ベンチャー企業の新入社員の給与は高くありません。

また、給料は会社の業績によって変動するので、会社の業績が悪いときは昇給しませんし、ボーナスも支払われません。

実際、私の会社でもボーナスが出なかったこともあります。

加えて、ベンチャーは福利厚生が少ないので、一人暮らしの方の場合は金銭的な余裕はあまり無いと思ってよいでしょう。

3. 倒産リスクがある

リスクの度合いは会社によって異なりますが、発展途上のベンチャー企業は倒産する可能性が0とは言えません。

事業が上手くいかなければ、会社が傾いてしまう可能性があることを就活生は認識しておくべきだと思います。

それを理解した上で「会社を成長させたい」と思えるくらいの熱量がある人でないと、ベンチャーへの就職は正直オススメできません。

4. 労働時間が長くなりがち

ベンチャーは少ない社員数で事業を成長させる必要があるので、労働時間は長くなりがちです。

僕自身も残業は月40時間はあります。

しかし、一般的にイメージされる「残業」というよりも、自分が成長するため、会社を成長させることをモチベーションにして頑張っている社員が多いです。

ですので、「早く帰りたい」という気持ちが強い人は、ベンチャー企業はオススメできません。

5. 組織が崩壊する可能性がある

ベンチャーの場合、経営者と役員の方向性がズレてしまって社員が大量に抜けるケースもあります。

組織崩壊しない会社の方がもちろん多いですが、そのようなリスクがあることも覚えておいて下さい。

【結論】ベンチャーへの就職はデメリットの方が多い

結論として、新卒でベンチャーに就職するのはメリットよりデメリットの方が多いです。

ベンチャーは組織や事業が成熟していないため、様々な課題が存在します。

教育体制や給与面、組織の成熟度は大手企業の方が整っていますし、多くの人は大手企業に入社することのメリットが大きいです。

ベンチャーに向いている人の特徴3つ

ここまで説明したように、ベンチャーへの入社はデメリットの方が多いです。

ただ、以下の特徴に当てはまる人はベンチャーで活躍できる可能性があると考えています。

あなた自身が当てはまるかどうかチェックしてみて下さい。

1. 学生時代にビジネスで成功体験がある人

長期インターンなどを経験し、大きな成果を上げたことがある人はベンチャーに入社しても活躍できる可能性があります。

学生ながらビジネスの基礎が身についている状態であり、新卒向けの教育が不要なレベルな人ですね。

既に大きな実績や成果を出している人は、より活躍できる環境を求めてベンチャーを選ぶのはアリです。

2. 環境の変化に対応できる人

ベンチャー企業において、様々な環境の変化は避けられません。

事業がうまくいくこともあれば、失敗することもあるでしょう。

ベンチャー企業では色々な環境の変化が想定されるので、柔軟に対応していける人でないとベンチャーでは働くのは難しいです。

3. 将来的に起業をしたい人

ベンチャー企業で多くの経験を積み、起業するケースも多いです。

早くから事業の中心的ポジションにつくことで、事業の「0→1」や「1→10」を経験できる可能性があります。

また、事業や組織のフェーズごとの課題を身をもって体感できるので、自分が起業するときに活かせることも多いです。

相性の良いベンチャー企業を見分けるポイント2つ

ベンチャー企業の就職を考えている人は、以下の2点を満たす会社を選ぶことをオススメします。

  1. 社長を心の底から尊敬できる
  2. 師匠となる人物がいる

それぞれ解説していきますね。

1. 社長を心の底から尊敬できる

会社がどんなに苦しい状態であっても、経営者が会社を辞めることはありません。

尊敬できる社員がいる場合でも、社員が転職する可能性は十分あります。

だからこそ、社長を心の底から尊敬でき、ついていける確信を持てるかどうかは非常に重要なのです。

2. 師匠となる人物がいる

自分の数年後のロールモデルとして「自分は将来こんな人になりたい!」と思えるような師匠がいる会社を選びましょう。

能力の高い人にアドバイスをもらいながら働くと成長が早いですし、自分自身の頑張るモチベーションにもなります。

師匠となる人物がいない会社で我流でやっていくのは厳しいですし、精神的に厳しいのでおすすめしません。

社長を師匠として尊敬できる会社は最高の環境だと思うので、選考を受けながら検討していくのが良いですね。