ガクチカはこれで完璧!「学生​時代に力を入れたこと」の考え方【例文あり】

就活
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成神 佳彰

ReBibleの編集長。 学生時代に就活支援団体の立ち上げ、ベンチャー企業での長期インターンを経験。大手人材会社でのイベント登壇実績、取材実績あり。現在は、人材業界のメディア責任者。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)ってどんなことを言えばいいの??

ガクチカの例文を見て参考にしたい!

このように考えている就活生は多いのではないでしょうか?

この記事では、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を考える上で重要な考え方、参考になる例文をまとめました!

ガクチカについて詳しく理解したい就活生は、是非この記事をじっくりと読み進めてみてください。

【この記事のポイント💡】

・ガクチカで大切なのは「再現性」
・企業が求めている人物像を把握しておくことが重要
・例文集を参考にガクチカを深掘りしてみよう

ガクチカで大切なのは「再現性」である

まず最初のトピックとして、ガクチカで重要なポイントについて解説します。

 

「ガクチカ」と略され、就活生の多くが研究するくらい、どの企業でも「学生時代に力を入れたこと」については質問されます。

企業がそれほどガクチカを知りたがるのはなぜでしょうか。

それは、就活生が持っている強みがビジネスでも活用できるか、つまり再現性があることを期待しているからです。

就活生の方にとっては、面接官に「ビジネスの世界でも活躍できそう」と思ってもらうことが重要なのです。

とは言え、学生はまだ企業で働いた実績も、業界に関する深い知識もないのは当然のこと。

そのため、これまでに打ち込んだことを質問することで、就活生の行動と考え方について知りたいと面接官は考えています。

ガクチカは内容も周囲と被りやすく、悩む方も多いと思いますが、活動を通して得た考えや活動結果は人それぞれです。

自己分析にも時間をかけ、自分なりの魅力的なエピソードを話せるようにしましょう。

 

「ビジネスの世界でも活躍できそう」と人事に評価してもらうためのコツ

面接官がガクチカを通じて知りたいのは、「どのような活動を頑張ったか」ではなく、「その活動を通じて、どのような成果や強み・学びを得たか」です。

成果や強み・学びを伝えるには、テーマの選び方や話すべき要素にコツがあります。

 

テーマの選定

「学生時代に力を入れてこと」を聞かれて何を話そうか悩んでいる人は、以下のエピソードを話せるテーマを選びましょう。

 

  • トラブルや困難にあった時の対応
  • 高い目標にチャレンジしたエピソード

 

企業で働くようになると、様々な困難に次々と直面します。

新入社員も同様、会社に入って早々、トラブル対応などをさせなくてはならないかもしれません。

そのため、一筋縄ではいかないことに挑んだ経験について、「その時の状況と、どう考え・どう行動したか」をPRするべきなのです。

 

話に盛り込むべき要素

テーマを決めたら、次は具体的な内容を決める必要があります。

ガクチカを話す上で、以下の2つの要素が含まれていると良いです。

 

  • 定量的な成果
  • 他者からの定性的な評価

 

困難に対応したり、高い目標に挑んだ結果も話せるとさらに良いです。

結果は数値で定量的に示すのが良いですが、例えば、バイト先の上司やお客様など信頼できる他者からの定性的な評価でも構いません。

 

また、面接官は成果や評価の度合いで合否を決定するわけではありません。

改善や目標達成できたのか数字で証明できれば良いのです。

 

改善や達成できていなくても、数字を意識して活動できたことや、結果と反省点から見える今後の改善策を理論的に述べることができれば、むしろ二重丸です!

 

ガクチカは「見せ方」も重要!企業が求める人物像を把握しよう

ガクチカは、「学生時代に力を入れたこと・成果・得た強みや学び」を述べ、自分をPRするものです。

ですが、自分では魅力的なエピソードになっていると思っても、企業側にはメリットに感じてもらえず、残念な結果になってしまうことがあります。

それはなぜでしょうか。

 

それは、企業が求める人物像に沿わないPRをしてしまってるからかもしれません。

つまり、ガクチカを考える上では、同じエピソードでも、「企業が求める人物像に自分の見せ方を合わせる」必要があるのです。

 

企業が求める人物像は、企業の就活サイトにも記載されていますが、正直具体的なイメージは理解するのが難しいですので、OB・OGに聞くのが一番だと思います。

同じ企業内でも職種が異なれば、求められる人物像やスキルも当然異なりますし、より具体的なイメージを持つことができるはずです。

 

親しくなったOB・OGには、会社からは与えられている目標やノルマなどを失礼のないように聞いてみると、より詳細をイメージできるかもしれませんよ。

聞いた話をまとめ、その企業で求められる人物像を理解し、その人物像に近いエピソードを使ってガクチカを話すと良いでしょう。

 

あくまでも、話の見せ方を変えるという話です。

また、自らが聞いて研究した求められる人物像について、どう考えたか面接の場でアピールすることもテクニックです。

 

ガクチカを人事に分かりやすく伝えるコツ

実際の面接では、「何を伝えるか」だけではなく、「どのように伝えるか」も重要です。

 

実は、ガクチカを分かりやすく説明するための定型的なフレームワークがあります。

このフレームは企業に入社してからも、自社や自らの実績を説明・PRするのに使う話し方です。

 

面接官が普段の業務から意識している話し方ですので、是非面接官の期待に沿った言い方をしましょう。

 

  1. いつ
  2. 何をしている時に
  3. どんな課題や高い目標があったか
  4. 課題や目標をクリアするための考え/行動
  5. 定量的な成果もしくは他者からの定性的評価
  6. まとめ

この6つのポイント・流れで自然に話せるようになるまで練習しましょう。

一言一句を記憶するのではなく、話の流れを覚えるので十分です。

 

【例文】ガクチカの伝え方(アルバイト・サークル・ゼミ)

みなさんがご自身のガクチカを考えやすいように、ガクチカの例文集を用意しました。

多くの就活生がエピソードとして話す「アルバイト・サークル・ゼミ」の3つありますので、自分に活かせそうな例文を参考にしてみてください。

【例文】アルバイト編

私が学生時代に力を入れたのは個人指導塾の講師のアルバイトです。
塾の講師は志望校に合格させることが最大の仕事です。ですが、私はアルバイト歴が長い為、ビジネスの観点で『授業時間を増やす提案をする』ことも目標としています。成績を上げるための教育方針を保護者に提案し、時間を増やす必要性を認識して頂くことが重要だと考えています。そのため、模試やミニテストの点数などから生徒の得意不得意を徹底的に分析しました。この分析結果と志望校の試験傾向とのギャップを洗い出し、弱点を克服したり、強みを強化する新たな教育方針を考え、保護者に提案しています。この結果、指導している4人のうち3名から追加の授業の申し込みを頂きました。この取組は塾長からも評価され、時給アップにも繋がっています。

塾講師のアルバイトを通じて、数字や様々なデータから分析をし、新たな施策を考え実行することが自分の得意分野だと認識できました。

 

【例文】サークル編

私が学生時代に力を入れたのは演劇サークルでの会計管理です。所属しているサークルでは、毎年財務状況が悪く、年度の途中で会費を追加徴収していました。以前より改善の要望も挙がっており、追加徴収をしないことが私の目標でした。

会計を担当してはじめに着手したのは、追加徴収の原因洗い出しです。10個の原因に対して改善策を検討し、それぞれ改善効果を金額で算出しました。そのうち、実行しやすい6個の改善策を実施すれば、追加徴収が不要になることが分かり、着実に実行したところ昨年度は目標を達成しました。

現在、会計担当は引退しましたが、残り4個の施策と貯まったノウハウを後輩に引き継いでいます。

この経験を活かし、お客様の課題を引き出して経営を改善する御社のソリューション営業になりたいと考えています。

 

【例文】ゼミ編

私が学生時代に力を入れたのは中国語学のゼミです。中国語は大学に入学してから初めて勉強しました。中国語を話せるようになりたい一心から、私がリーダーになり、ゼミの同期と学内の中国人留学生を集め、中国語と日本語を相互学習する企画を立ち上げました。

定期的な開催が学習効果を高めると教授からアドバイスを頂き、月一回の開催と日本人参加者の中国語検定3級の合格者率75%を目指しました。

当初は5.6名の集まりでしたが、また来たいと思ってもらえるイベントやセミナーを考え、現在では30名程になり、月一回の開催もキープしています。

特に、参加者からアンケートで要望の高かった中国語検定対策を、中国人留学生の協力で実施したことで、高い満足度を得られたと認識しています。

結果として、中国語検定も私を含め、合格率60%まで達成しています。ヒアリングが弱い学生が多いこともアンケートからわかっているため、中国人留学生とヒアリングだけの模擬試験を作成するなど、強化施策を考え、実行しています。

例文は以上となります。

続いて、このようなガクチカを作るための考え方・プロセスを紹介していきたいと思います。

 

ガクチカは徹底的に深掘りをしよう

面接で評価されるガクチカを作るためには、徹底的に深掘りすることが大切です。

このトピックで紹介する5つの視点からガクチカを深掘ることで、説得力のあるエピソードとして話すことができるでしょう。

 

どんな目標を掲げていたのか

一部上場企業などでは、半年に一回ほど業務目標を個人で設定します。

その個人の目標の集まりが事業や会社全体の大きな目標として、株主に提示されるものです。

目標を掲げて活動した経験を確認することで、企業人として目標を持って働く意識の有無を確かめられています。

 

なぜその目標に向けて頑張ったのか

企業では計画を立て、目標を掲げて活動し、振り返りを行い改善していくサイクル、つまりPDCAサイクルを求められます。

このサイクルを高速で回すよう求められることも多く、自ら目標や改善策を再考する力が必要になります。

PDCAを自発的に行えるか確認するため、目標に向けて頑張った理由を質問しています。

PDCAができているとアピールするためには、以前の結果から振り返りを行い、目標と行動を見直して改善したエピソードが望ましいです。

 

どんな壁にぶつかったのか

就職してから携わるプロジェクトや提案活動では、一筋縄ではいかないことばかり発生します。

面接官はガクチカのエピソードから、ぶつかった壁を乗り越えた経験を確認し、自社の業務への適応力を見極めたいと考えています。

そのため、まずはガクチカでぶつかった壁について質問をします。

ただし、壁の高さが重要なのではありません。

次に聞かれるであろう、壁の乗り越え方について聞きたいためにする質問です。

 

壁をどのように乗り越えたのか

業種や職種によっては、チームで動いたり、業務のほとんどが個人の裁量に任されているなど仕事の仕方が異なります。

ぶつかった壁を乗り越えたエピソードが業務のイメージにマッチしていると、強みとして評価される可能性が高いでしょう。

例えば、アルバイトで接客した際、トラブルが発生し、アルバイトリーダーとしてお客様対応をしたエピソードを持っているとします。

その場合は、お客様対応の多い営業などが適していそうだと面接官に好印象を持ってもらえるかもしれません。

 

自分の強みがどのように活かされたのか

学生の強みがビジネスで再現性があることを期待した質問です。

面接官も強みが活かされた具体的なエピソードを知りたいと強く思っていますので、明確に答えられるようにしましょう。

その企業に求められている人物像に必要とされているであろう能力があることをアピールしなくてはなりませんので、ガクチカエピソードと強みに関連があるようにしてください。

ガクチカの参考記事

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