アルバイト経験をガクチカで最大限アピールするコツ【例文付き】

就活
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成神 佳彰

ReBibleの編集長。 学生時代に就活支援団体の立ち上げ、ベンチャー企業での長期インターンを経験。大手人材会社でのイベント登壇実績、取材実績あり。現在は、人材業界のメディア責任者。

ガクチカでアルバイト経験を話すことって良くないのかな・・・

アルバイト経験を使ってガクチカでアピールするにはどうしたら良いんだろう・・・

このような悩みを持っている就活生は多いのではないでしょうか??

ご安心ください!

「学生時代頑張ったこと」を聞かれたときにアルバイト経験を上手に話すことができれば、面接・ESでしっかり評価されます!

この記事では、ガクチカでアルバイト経験をアピールするコツについて解説します!

記事の最後に「ガクチカでアルバイト経験をアピールするための例文」を用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね!

ガクチカがアルバイト経験でも大丈夫

学生の本業と言えばもちろん学業ですが、ガクチカとしてアルバイトなど学業以外を挙げて話しても良いものなのでしょうか。

正直アルバイトに集中しすぎて、授業はおろそかに…なんてこともあるかと思います。

ですが、アルバイト経験こそ「学生時代頑張ったこと」として話すべきなのです。

理由は簡単!

アルバイトは働いた経験に関するエピソードのため、就職してからの活躍について面接官が直接イメージできるからです。

面接官は、「この学生は自社で一緒に働いているイメージができる!」「この学生が部下であれば、安心してお願いできそうだ!」と思った学生を次の面接に進ませるのです。

アルバイトの際に、どう考え、どう行動したかが分かるエピソードを聞けば、面接官も就職して働く素質を簡単に見い出すことができます。

どんな人でもアルバイトをするにあたり、様々な局面で考えながら行動をとっていますよね。

例えば、下記のようなシチュエーションで何を考えたか思い出してみて下さい。

  • 数あるアルバイトの中から何故そのアルバイトを選んだのか?
  • 良い仕事ができた理由は何か?
  • トラブルをどう解決したか?

アルバイトに関する思考と行動をアピールすれば、「私はこういった考えで行動がとれる人間なので、御社で活躍できます!」と充分に伝えられるはずです!

過去の経験の振り返りから自分の特徴や長所を明確にしていく分析が、みなさんご存知の「自己分析」です。

自己分析については、以下の記事を参考にしてみてください。

コンビニ・居酒屋・飲食関係のアルバイト経験でも問題ない

皆さんの周りにも就職活動を意識して、自分の進みたい業界でアルバイトをしているツワモノがいませんか。

一方で、学生がよくアルバイトとして選ぶコンビニや居酒屋、飲食関係でご自身が働いていたとします。

就職活動のスタート時点で出遅れた気がしてしまうかもしれませんが、落ち込む必要はないのです。

なぜなら、面接官は知識や実績よりも、働く上での思考力と行動について関心があるからです。

以下の例を見てみましょう。

例えば、AさんとBくんがIT企業のC社で働きたいとします。

C社のアニュアルレポート(株主向けの報告書のこと)を見てみたところ、2人が関心のある事業で「企業向け営業要員を増やしていく予定」と書いてあったとしましょう。

【Aさんが学生時代に頑張ったこと】

大学時代はIT企業で事務サポートのアルバイトをしていました。ITには関心が以前より関心があったため、大学入学後から独学で勉強し、ITパスポートという検定も取得しています。私は関心が高いことについては、とことん突き詰め、エキスパートになりたいと考えるタイプです。

【Bくんが学生時代に頑張ったこと】

大学時代は居酒屋でアルバイトをしていました。その居酒屋ではおすすめメニューがあり、お客様に勧めてオーダーをもらうとインセンティブがもらえる制度がありました。最初はオーダーをもらえませんでしたが、客層や人数ごとに相性の良いメニューと一緒に紹介することで、店内1位の成績を5か月獲得しています。私はお客様の特徴や好みをとらえて、満足度を上げることが得意です。

さて、この場合AさんとBくんどちらのガクチカがC社に適していると思いますか。

一概に正解は言えませんが、「どちらも良い」と判断されるケースが多いでしょう。

Aさんはエキスパートタイプなので、製品やソリューションに特化した営業が向いていると判断され、Bくんはお客様の特徴を捉えることが上手なので、業種担当の営業に向いていると判断されるかもしれません。

何をアルバイトに選んでいたか、ではなく、業務に挑むうえでの思考や行動がアピールできることが重要だと言えるでしょう。

面接官はガクチカの何を見ているのか

「学生時代に頑張ったこと」の1つのエピソードでも、いくつかのメッセージを込めて話さなくてはなりません。

一般的に下記の3つについて、面接官は期待して話を聞いていますので、対策をしておきましょう。

ビジネスで「再現性」があるかどうか

あなたの持つ思考力と行動力にビジネスへの再現性があるかを面接官は見ています。

新卒の面接で求められるのは、即戦力のある人材ではなく企業に順応し、成長してくれる人材です。

そのため、何かに取り組んだエピソードについて、「どういった時に何を考え、どう行動したかプロセスが簡潔に分かる話」をし、企業でも業務に対応できることをアピールする必要があるのです。

課題や目標をクリアする「行動力」があるかどうか

企業の株主に対する最重要な責任として、目標や計画を掲げ、クリアしようとすることが挙げられます。

新入社員も一人の企業人として、会社や事業の目標や課題に貢献しなくてはならないのです。

そのため、課題や困難にあった際の対応や、高い目標を持って行動できるかを見ています。

行動と合わせて、結果も述べる必要があります。

結果は定量的な成果や、他社からの定性的な評価にしましょう。

相手が知らないことを伝える「コミュニケーション力」があるかどうか

あなたのエピソードを初めて聞く人でも分かる話し方ができるかを面接官は見ています。

ビジネスでは業務が忙しい最中にも上司に相談や報告をしなくてはなりませんし、初めてのお客様とも話さなくてはなりません。

そのため、何を伝えたいのか分かる話し方ができないと、業務が成立しないのです。

誰かに一度話を聞いてもらい、話が分かるかチェックしてもらうことを推奨します。

【例文集】アルバイトをテーマにしたガクチカの事例

同じ総合雑貨店でのアルバイトを例に、良い例文と悪い例文の2パターンをご紹介します。

どちらもおよそ1分程度で話せる事例になっていますので、時間も参考にしてみて下さい。

【悪い例文】〜アルバイト編〜

大学時代に力を入れたのは大手総合雑貨店でのレジと梱包のアルバイトです。
お店では繁忙期に、釣り銭のミスが多いことが10名程いるレジ係全体の課題でした。
レジ係何名かで集まり、最初はレジ係を増やす案や正社員の方に手伝ってもらう案などを皆で考えました。ですが、最終的にはベテランが梱包をヘルプする案が良いということになり、採用されました。現在では梱包も素早く出来るようになり、特に大きなベニヤ板などもお客様が持ちやすいように上手く包めるようになりました。
釣り銭のミスもほとんど起こっておらず、お店にもお客様にも迷惑をかけずに、笑顔で明るいお店作りに貢献しています。

■ 悪い理由

  • 他者、つまりお客様や雑貨店に貢献していることより、自分がスキルアップした結論になっており、企業に貢献できそうな再現性が低いため
  • 課題に向けて行動した流れは分かるが、思考やプロセスが見えず、行動力をアピールするエピソードになっていないため
  • 最終的な改善策以外の他の案など、省いても構わない話が含まれており、簡潔ではないため

【良い例文】〜アルバイト編〜

大学時代に力を入れたのは大手総合雑貨店でのレジと梱包のアルバイトです。
お店では繁忙期に、釣り銭のミスが多いことが10名程いるレジ係全体の課題でした。
そこで、自発的にレジ係全員で集まり、悩みを打ち明けあったところ、梱包が忙しくてレジ作業を慌ててしまう声が多く挙がりました。改善策を数人で検討しました。実はお店ではかなり大きな品物があります。そのため、個人のスキルを上げるより、稼働レジを減らし、ベテランが梱包を助ける案が効率的と考え、正社員の方に提案をしました。改善策を試した結果、昨年のクリスマスは2年前に比べ、釣り銭ミスの件数が50%減らせました。また、笑顔で接客できるようになり、お客様からもお褒めのお言葉を頂いています。

■ 良い理由

  • 論理的な思考で課題への対策を考え、行動したことがビジネスへの再現性を期待させるため
  • 釣り銭ミスの課題に対し、解決した行動力が定量的かつ定性的に分かるエピソードがあるため
  • 無駄のない簡潔な話し方ができているため

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